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【注意喚起】便秘薬で高マグネシウム血症が発生 [薬]

 「酸化マグネシウム」を配合する医薬品に対し、厚生労働省から「使用上の注意の改訂指示」が各製薬メーカーに対して発出されたので紹介したい。主な内容は、高齢者に対して酸化マグネシウムを投与すると、副作用として高マグネシウム血症が発生する場合があることを注意喚起したものだ。酸化マグネシウムは便秘薬などに含まれる成分となる。

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 厚生労働省では、副作用症例などが集積した場合、今後その副作用の発生を抑えるために、医薬品の使い方などを記した「使用上の注意」を改訂するよう製薬メーカーに指示を出すことがある。今回の酸化マグネシウムについては、直近3年の間に、因果関係が否定できない副作用として、高マグネシウム血症が19例発生、うち死亡例が1例あったことを受けてのもの。とくに高齢者での集積が多かったことから、高齢者に対しては慎重投与するよう「使用上の注意」に追記したほか、高齢者への使用は必要最小限度にとどめ、投与した場合には高マグネシウム血症を起こすことがあると注意喚起したものとなっている。
 また、酸化マグネシウムは薬局等で購入できる一般用医薬品もある。そのため、酸化マグネシウムを含有する一般用便秘薬についても、高齢者に関しては服用前に医師、薬剤にに相談するよう「使用上の注意」を改めることとなった。製薬メーカーは、これを受け、高マグネシウム血症になると、初期症状として吐き気、嘔吐、立ちくらみなどが起こるので、薬を持って早めに医療機関を受診するよう呼びかけている。

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