SSブログ

【コーヒー効果のまとめ】がんや動脈硬化、その他もろもろ [健康]

 主にインスタントだが、筆者は1日に2~3杯のコーヒーを飲む。よく新聞などで「1日にコーヒーを〇杯以上飲む人は〇〇にいい」という記事を見かけるが、コーヒーを飲むとどんないいことがあるのか、少しまとめてみたので紹介したい。

スポンサードリンク






①動脈硬化を防ぐ可能性がある
 韓国の江北三星病院の研究者らによると、1日あたり3~5杯のコーヒーを飲む人は、1杯未満、1~3杯飲む人と比べ、血中カルシウム濃度が最も低かったという。血中カルシウム濃度は、カルシウムの摂取不足になると濃くなる現象を示し、これは「カルシウム・パラドックス」と呼ばれている。骨からカルシウムが血液中に流れ出て、血液中のカルシウム濃度が増えるのだが、これが高血圧や動脈硬化の原因となるのだ。コーヒーは、このカルシウム・パラドックスを抑制する可能性があるということかもしれない。

②結腸がん患者の生存率を高める可能性がある
 ハーバード大学のダナ・ファーバー癌研究所の研究者らによると、コーヒーを飲んだ患者は、飲まなかった患者に比べ、結腸がんの再発リスクが42%低かったという。とくにコーヒーを1日4杯以上飲んだ患者で最も高い効果が見られたとのことだ。がんについては、結腸がんのほかにも閉経後乳がん、メラノーマ、肝臓がん、進行性前立腺がんなどに対してもリスクを低下させる可能性が示されているぞ。

③勃起障害のリスクを減少させる
 コーヒーまたはその他のカフェイン含有飲料は、男性が勃起障害(ED)になる可能性を明らかに減少させるという。テキサス大学ヒューストン健康科学センターの研究者らの調査では、1日あたり85~170ミリグラムのカフェイン(2~3杯)摂取で、EDが予防できることがわかった。カフェインを飲まない男性と比較すると、リスクは42%低かったという。

④多発性硬化症の可能性を低下させうる
 スウェーデンのカロリンスカ研究所の科学者らによると、コーヒーを毎日6杯以上(900ミリリットル以上)飲んだ人は、コーヒーを全く飲まない人と比べて多発性硬化症のリスクが28~30%低かった。また、アメリカの研究でも、数年間にわたりコーヒーを毎日948ミリリットル以上飲んだ人は、多発性硬化症を発症するリスクが26~31%低かったそうである。

⑤肝硬度および脂肪変性を有意に低下させる
 オーストラリアのモナッシュ大学の研究チームは、1日2杯以上コーヒーを飲むC型肝炎患者では肝硬度が有意に低下することを明らかにした。また、同様にコーヒーを飲むことで、非アルコール脂肪性肝疾患患者でも肝脂肪変性が有意に低下した。肝疾患患者がコーヒーを飲むことで、肝硬変、脂肪肝への進行を抑制する可能性があるということだろう。

 ざっと調べてみただけでも、ずらっと出てきた。コーヒーは飲むと歯に色素がたまってしまうが、そんなこと以上にいいことが多いらしい。それも3杯以上飲んだほうがよさそうである。ただし、イタリアの研究では、軽度の高血圧の若年成人では、コーヒーが心血管イベントのリスク増加に関連しているとの可能性を指摘しており、高血圧の若年および中年成人に対しては、コーヒーは最小限に抑えることを勧めている。

スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。