【「ザガーロ」ついに発売開始】待望の男性型脱毛症（ＡＧＡ）治療薬

　発売が延期されていた男性型脱毛症（ＡＧＡ）治療薬「ザガーロ」がついに6月13日、発売開始となったぞ。

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　以前、男性型脱毛症治療薬「ザガーロ」が2015年9月に厚生労働省の製造販売承認を取得し、2015年10月にも発売見込みとの記事を紹介したが、供給体制が整わず、発売の見通しがたっていなかった。この「ザガーロ」は、フランスのキャタレント社ベインハイム工場に製造を委託していたのだが、フランスの国立医薬品・医療用品安全管理機構から査察を受けた際に不具合が見つかって、生産ライセンスが一時停止されてしまった。そのため、ザガーロを生産することができなくなり、発売は延期。発売時期の見込みもたっていなかった。一時停止となったのが2015年11月。それから７カ月を経て工場が再稼働し、「ザガーロ」がようやく発売されたというわけだ。
　以前の記事でも紹介したが、「ザガーロ」は男性型脱毛症治療では初となる5α還元酵素１型・２型阻害薬となる。「プロペシア」など２型を阻害する薬はこれまでもあったが、１型・２型両方を阻害するのが「ザガーロ」の特徴。その分、効き目も強いことが期待されている。「ザガーロ」の臨床試験でも、生える本数や育毛等について、「プロペシア」よりも優れていることが確認されている。今までの薬で、効きがイマイチだった方は、さっそく皮膚科の先生に問い合わせてみよう。

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タグ：男性型脱毛症 AGA ザガーロ