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【「ルテイン」が網膜を保護】加齢黄斑変性の予防にも [病気]

 ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる成分である「ルテイン」が加齢黄斑変性の予防に繋がるという研究結果が報告されたぞ。

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 加齢黄斑変性は、黄斑という網膜の中心に障害が生じて、ものが見えにくくなる病気だ。なかなか聞きなれない病気だが、ノーベル賞を受賞した山中教授のiPS細胞を、加齢黄斑変性を治療するために用いる研究が実用段階に来ているということで、注目を集めている疾患でもある。
 加齢黄斑変性は高齢に伴って発症する病気だが、目が過剰な光にさらされると、黄斑の機能が低下し、疾患の発症に繋がるとも考えられている。ルテインについては、アメリカの大規模臨床試験で、加齢黄斑変性症の進行予防に効果があることが報告されているほか、ルテインなどのカロテノイドの摂取不足も、加齢黄斑変性の原因の一つと考えられている。
 今回の研究は、そのルテインに加齢黄斑変性を予防する効果があるかを検討したもの。「ブルーベリーアイ」でお馴染のわかさ生活と慶應義塾大学医学部眼科学教室・小沢洋子専任講師らによる共同研究で、マウスにルテインを投与することで網膜への影響を検証している。その結果、ルテイン投与は過剰な光による網膜のダメージを軽減させ、網膜や黄斑の健康の維持に役立つことが明らかになったという。この結果によって、ルテインを摂取することで光から目を守り、加齢黄斑変性の予防に繋がる可能性が示唆されたとのことだ。
 ルテインは、もともと人の肌や目の黄斑、水晶体などに含まれているそうである。そこから考えても、ルテインを摂取することは重要のようだ。ほうれん草などの緑黄色野菜はもちろん、サプリメントも有用。ちなみに、ルテインサプリメントの原料としては、食用のマリーゴールドが主に用いられるとのことだ。

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