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【もうすぐ24時間テレビ】長時間のマラソンは敗血症の危険 [健康]

 まもなく毎年恒例の24時間テレビが始まる。24時間テレビの名物企画であるマラソンには、落語家の林家たい平が挑戦する。毎年、ランナーたちが足を引きずりながらゴールしているが、長時間のマラソンは敗血症の危険もあるぞ。

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 オーストラリアのモナッシュ大学の研究者らは、24時間ウルトラ・マラソンおよび連続して何日も走り続けるウルトラ・マラソンに参加した人々の血液サンプルを採取し、検査したところ、長時間の運動は腸壁を変化させ、腸内に自然に存在するエンドトキシンを血流に漏出させることを発見したという。
 このエンドトキシンが血中に入るとどうなるかというと、発熱やショックなどの作用が起こる。血液サンプルを検査したほとんどの人が、敗血症で入院した患者と同じ血液の状態だったそうだ。敗血症というのは、通常は感染症によって起こる全身性の反応なのだが、長時間のマラソンでも同じ反応が体内では起こるというわけだ。
 ただし、長期間訓練を行えば、体内に抗炎症物質が増え、炎症反応を弱めることができるという。林家たい平は5月29日放送の笑点でマラソンランナーに決定した。直後からトレーニングを積んでいれば、おそらく炎症反応は何とか抑えられるだろう。研究者は、ウルトラ・マラソンなどのイベントに参加する人は、1ヵ月程度のトレーニングで参加するのではなく、まず健康診断を受け、ゆっくり着実に訓練をすることが重要だと指摘している。

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