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【注意喚起】プール熱の報告数が増加 [病気]

 感染症発生動向調査によると、咽頭結膜熱(プール熱)の報告が3週連続で増加しており、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっているとのこと。

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 咽頭結膜熱は、夏にプールを介して流行するため、「プール熱」とも呼ばれている。年間を通じて見られるウイルス感染症だが.通常なら6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月にピークを迎える。感染経路はプールだけではなく、くしゃみなどの飛まつ感染のほか、手などを介した接触でも感染する。感染症発生動向調査では、5歳以下の感染が全体の6 割を占めるという。
 潜伏期は5~7日。最初に40度近い高熱が起こり、続いて結膜炎や咽頭炎を発症。頭痛やのどの痛み、目の痛みを訴え、それが3~5日ほど持続する。目の症状としては、目やに、流涙(涙が出続ける)、目の充血、目の痛みなど。これらの目の症状は片方の目から始まって、その後もう他方の目にも出現することが多いという。子どもが発熱し、片方の目に目やにが出たらプール熱の可能性が大だ。
 原因ウイルスであるアデノウイルスは感染力が強いので、子どもの涙や目やにをふくときはティッシュをつかい、こまめに手を洗うようにしよう。大人でも高熱が出ることもある。また、症状がなくなったあとも1~2週間程度は感染力が維持されるぞ。
 アデノウイルスは感染力が強く、特効薬やワクチンがないため、感染予防をすることが大切だ。月並みだが、手洗いやうがいをこまめに行うこと。なお、消毒用エタノールの消毒効果は弱いことが知られているぞ。そして近所でプール熱が出たと聞いたら、プールなど公衆の場での水遊びは控えることが重要だ。

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