SSブログ

【朗報】「青汁」が血糖値上昇を抑制 [健康]

 「まず~い、もう一杯!」のテレビCMで一躍注目された「青汁」。この青汁を世に送り出したキューサイが、青汁の原料であるケールが、食後高血糖値を抑制するという研究結果を発表したぞ。

スポンサードリンク






 研究は、血糖値が高めの21~64歳の男女42名を、ケール粉末低用量グループ、ケール粉末高用量グループ、プラセボグループに分け、摂取後30~120分時点の血糖値を測定したもの。ケール粉末およびプラセボは、炭水化物の多い食事(親子丼)と一緒に摂取している。
 その結果、ケール粉末を摂取したグループは、プラセボグループと比べ、食後血糖値の上昇が抑制されたことが示された。なお、ケール粉末低用量(7g)グループと高用量グループ(14g)の間では、顕著な差は見られなかったようである。
 血糖値が高い状態が糖尿病だが、糖尿病になると、体のさまざまな臓器に障害が出てくる。とくに「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」「糖尿病神経障害」は糖尿病の三大合併症と呼ばれ、高い頻度で表れてくる病気だ。
 糖尿病は血糖値を計測して診断するが、空腹時の血糖値が低くても、食後の血糖値が高いと糖尿病に進展するリスクが高くなる。とくに食後2時間の血糖値が高いと、脳梗塞や心筋梗塞など、大きな血管障害のリスクが高くなるとされている。
 青汁は、主にケール、オオムギ若葉、アシタバ、モロヘイヤなどの野菜を原料としてつくられる。一般的に「便秘にいい」とか「生活習慣病の予防になる」などと言われているが、製品によって原料や成分等が異なるため、青汁すべてが同じように効くわけではないのだ。
 今回の研究では、ケールの粉末を食事と一緒に取ることで、食後高血糖が抑制されることが示された。ケールが食後血糖値の上昇を抑えるのは、ケールに含まれる食物繊維による糖の吸収抑制作用だと考えられるとのこと。ケールは、地中海原産とされるアブラナ科の野菜で、キャベツの変種。β-カロテン、ビタミンC、カルシウム、ルテイン、葉酸、ミネラルを豊富に含んだ緑黄色野菜である。ちなみに、ブロッコリーもキャベツの変種なのだ。
 最近の青汁は結構飲みやすくなっているのが多いので、食事と一緒に取るとより高い効果が得られそうだ。

スポンサーリンク


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。