【高齢犬の床ずれ予防】「高反発マットレス」に高い効果 [動物・ペット]
人間と同様に犬や猫などのペットも高齢化が進んでいる。活動量も減り、病気も多くなり、どうしても寝ている時間が多くなる。そうなると気になるのが床ずれ(褥瘡)だ。ペット用マットレスを使用している飼い主も多いと思うが、床ずれ予防には「高反発マットレス」のほうがよいという研究結果が報告されたぞ。
スポンサードリンク
ユニ・チャーム、ダクタリ動物病院京都医療センター、東洋紡が共同で実施した研究で、ビーグル、シーズーの寝たきり状態にある高齢犬2頭に対し、ペット用に販売されている「高反発マットレス」と「低反発マットレス」を使用し、体圧分散効果の比較した。床ずれは、かかとやお尻など、体の局所が寝具と摩擦することで起きるので、寝具との接触面積が広くする(体圧を分散する)ことが重要である。マットレスは、体が沈み込むことでマットレスと身体の接触面が広くなり、体圧が分散されるのだ。しかし、「高反発マットレス」と「低反発マットレス」のどちらが適切なのかはわかっていなかった。ちなみに人間の場合は、寝返りが打ちやすい「高反発マットレス」が推奨されている。
研究の結果、「高反発マットレス」の方が、高い体圧分散効果を示したことが認められた。また、研究では、ペットシーツを布くことが体圧分散効果に影響するかも検証しているが、結果はペットシーツを布いても体圧分散効果の低下は認められなかった。研究者は、ペットシーツ1枚なら、マットレス上で使用しても体圧分散効果への影響は小さいとしている。
体圧分散効果の観点では「高反発マットレス」が有効であると示された一方で、実際にはすでに褥瘡が発生している、後肢が麻痺しているなど、看護動物によって状態は異なる。そのため研究者は、マットレスの選択は体圧分散だけでなく、温湿度や取り扱いやすさなども検討する必要があると指摘している。
スポンサーリンク
スポンサードリンク
ユニ・チャーム、ダクタリ動物病院京都医療センター、東洋紡が共同で実施した研究で、ビーグル、シーズーの寝たきり状態にある高齢犬2頭に対し、ペット用に販売されている「高反発マットレス」と「低反発マットレス」を使用し、体圧分散効果の比較した。床ずれは、かかとやお尻など、体の局所が寝具と摩擦することで起きるので、寝具との接触面積が広くする(体圧を分散する)ことが重要である。マットレスは、体が沈み込むことでマットレスと身体の接触面が広くなり、体圧が分散されるのだ。しかし、「高反発マットレス」と「低反発マットレス」のどちらが適切なのかはわかっていなかった。ちなみに人間の場合は、寝返りが打ちやすい「高反発マットレス」が推奨されている。
研究の結果、「高反発マットレス」の方が、高い体圧分散効果を示したことが認められた。また、研究では、ペットシーツを布くことが体圧分散効果に影響するかも検証しているが、結果はペットシーツを布いても体圧分散効果の低下は認められなかった。研究者は、ペットシーツ1枚なら、マットレス上で使用しても体圧分散効果への影響は小さいとしている。
体圧分散効果の観点では「高反発マットレス」が有効であると示された一方で、実際にはすでに褥瘡が発生している、後肢が麻痺しているなど、看護動物によって状態は異なる。そのため研究者は、マットレスの選択は体圧分散だけでなく、温湿度や取り扱いやすさなども検討する必要があると指摘している。
スポンサーリンク
コメント 0