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【スーパー大麦が便秘を改善】食物繊維が2倍のバーリーマックス [健康]

 スーパー大麦というのをご存じだろうか。帝人とオーストラリア連邦科学産業研究機構が共同開発したもので、製品名を「バーリーマックス」という。このバーリーマックスを食べることにより、便秘などが改善するという試験結果が報告されたぞ。

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 通常の野菜に栄養素の付加価値を付けたものを「高機能野菜」(機能性野菜)という。高リコピントマトやスルフォラファンが20倍のブロッコリースーパースプラウトなどがそうで、スーパー大麦「バーリーマックス」もその一種と言えるだろう。
 バーリーマックスは、通常の大麦と比べて総食物繊維が2倍、レジスタントスターチが4倍含まれており、水溶性食物繊維であるβ-グルカン、フルクタンの含有量も高いのが特徴だ。レジスタントスターチとは難消化性でんぷんのことで、消化・分解されずに大腸まで届くでんぷんのこと。レジスタントスターチは血糖値上昇抑制、腸内環境の改善、脂質代謝改善、満腹感の向上といった効果があることがわかっている。
 帝京平成大学健康メディカル学部の松井輝明教授が座長を務める「腸の奥からの健康を考える研究会」と帝人は、バーリーマックス摂取による整腸効果についての評価試験を実施した。便秘傾向の日本人成人女性にバーリーマックスが12g入ったショートバーを1日1本与えたところ、2週間後に排便量が増加。また、便中の有用短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、n-酪酸)の量も摂取2週間後で増かしたことなども確認された。便中の有用短鎖脂肪酸量が増加したということは、腸内の有用短鎖脂肪酸量が増加したことを示す。有用短鎖脂肪酸は、腸管バリア機能強化、肥満抑制、血糖抑制、免疫強化など腸内での有用な働きが報告されており、バーリーマックスが腸内環境の改善に高い効果があることが示唆されたわけだ。
 このバーリーマックスは、ショートバー(試験販売)やグラノーラなど製品化されている。サトウのごはん「スーパー大麦ごはん」というのもある。ショートバーは1本でバーリーマックス12g以上摂取することができる。他にも、8月22日からファミリーマートおよびサークルK・サンクスで、バーリーマックス入りのおむすび2種とサラダ1種が発売されており、手軽に食べることができるぞ。

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