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【1万人のデータを解析】認知機能は55歳頃から著明に低下 [病気]

 以前、当サイトでも紹介した「認知症ねっと」の「認知機能チェック」の受検者が、約1カ月で1万人を突破。この結果を分析したところ、認知機能は50歳頃より徐々に低下をはじめ、55歳頃から明らかな低下がみられることがわかったとのこと。

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 日本最大級の認知症専門サイト「認知症ねっと」では昨年11月、認知症の前段階と言われるMCI(軽度認知障害)で起こるとされている認知機能の低下をセルフチェックできる「認知機能チェック」を公開した。認知機能チェックでは、「記憶力」「計算力」「言語能力」「遂行能力」「判断力」の5つのジャンルから出題された問題を回答することで、認知機能の状態を可視化することができる。
 認知機能チェック監修者のひろかわクリニック・広川慶裕院長が、1万人のデータを分析したところ、▽認知機能は50歳頃には低下を開始▽認知機能の中でも「遂行力」「判断力」がより早期に低下している▽「判断力」のうち「注意力」が早期から大きく低下する傾向がある▽「言語能力」は70歳頃まで比較的機能が保たれる傾向がある――といったことがわかった。これらの結果から、認知機能低下前の40歳頃から、認知症予防に取り組むことが大切だと考えられるとのこと。
 では、認知症の予防方法はというと、まず認知症の発症リスクを消していくのが効果的だ。喫煙や大量の飲酒は認知症発症リスクを高めるので改めよう。なお、飲酒のなかでも1日250ml~500mlのワインなら認知症予防に有効だぞ。この他、高血圧や糖尿病も認知症発症リスクが高いので、これらの病気を予防するか、すでにかかっているなら早めのケアが重要だ。認知症予防に有効な栄養素としては、ビタミンE、ビタミンC、カロテノイドといった抗酸化ビタミン、魚油に多く含まれるDHAやEPAなどが有用とされている。普段から野菜や魚類をバランスよく食べるのがいいだろう。また、運動にも認知症予防効果がある。毎日30分程のジョギングがよいとのことだ。筆者も40代半ば。できることから始めていこうと思う。
・認知機能チェック https://info.ninchisho.net/check/ch20
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