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【小児期の受動喫煙】関節リウマチのリスクにも [健康]

 最近、何かと話題になっている受動喫煙。他の人が喫煙しているたばこの煙を吸ってしまうこの受動喫煙について、小児期の受動喫煙は関節リウマチのリスクと関係しているとの研究結果が報告された。

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関節リウマチのリスク1.7倍
 フランス・パリ南大学病院のラファエル・サーロー教授などが行った研究で、1925年~1950年の間に生まれた女性、約7万人のデータを解析したもの。その結果、小児期に受動喫煙の環境にあると、大人になってから喫煙者になる傾向が強く、小児期に受動喫煙にさらされていた喫煙者は、小児期に受動喫煙にさらされたことのない非喫煙者と比べて、関節リウマチのリスクが1.7倍高いということが示された。ちなみに、小児期に受動喫煙にさらされたことのない喫煙者との比較では、リスクは1.4倍高いとのこと。つまり、喫煙者は関節リウマチのリスクが高くなるのだが、さらに小児期に受動喫煙していた場合は、さらにリスクが高まるということがわかったというわけだ。

受動喫煙は乳幼児突然死症候群の原因にも
 現在、厚生労働省では受動喫煙対策に力を入れている。受動喫煙にさらされていると、肺がんや脳卒中といった疾患に罹患するリスクが高まるほか、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも高まるからだ。厚生労働省は、受動喫煙がなければ年間1万5千人は亡くならずに済むとうったえている。塩崎恭久・厚生労働大臣は受動喫煙防止法案を今国会中に提出すべくがんばったのだが見送られ、次期国会の焦点の一つとなっている。
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