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【難聴ドキュメンタリー動画】6歳で初めて「音」を聞いた子ども [その他]

 3月3日は「耳の日」。人工内耳の輸入販売を行っている日本コクレアは耳の日にちなみ、ドキュメンタリー動画「難聴の京大院生 私の人生を変えた人工内耳」を公開しているぞ。6歳の子どもが人口内耳を装用し、初めて「音」を聞いた瞬間が収められている。

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 動画に登場する福井さんは、現在24歳の京都大学医学部の大学院生。先天性の難聴で、生まれたときはほとんど音が聞こえていないかった。6歳のときに人工内耳と出会い、装用。動画では、生まれて初めて音を聞いた瞬間が収められている。約2分の動画だが、初めての音に自然と笑みがこぼれる福井さんと、周囲の反応に、視聴者もほっこりした気持ちになれる動画だ。なお、人工内耳は装用すれば聞こえるようになるわけではなく、リハビリテーションを長期に継続しなければならないのだ。福井さんは現在、京都大学医学部の大学院生として、長年の夢だった難聴の研究に没頭しているとのこと。
 日本では現在、約1000人に3人が聴覚障害者だと言われている。一般的に中等度〜高度難聴の人は補聴器を装用することになるが、補聴器を装用しても効果がほとんど認められない場合に人工内耳を装用することとなる。日本耳鼻咽喉科学会がまとめた平成26年度「人工内耳実態調査」によると、人工内耳手術は年間約1000例。この平成26年には小児人工内耳の適応基準が改訂され、原則1歳以上が適応となり、より低年齢で人工内耳を装用できるようになっている。
 ちなみに、コクレア社というのはオーストラリアの企業で、世界で初めて人工内耳を実用化した企業。現在も、世界で70%のシェアを誇っている。
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