【除菌・洗浄剤を支援】記録的な豪雨被害により感染症のまん延が懸念

　台風18号にともなう記録的な豪雨により、関東・東北では河川の堤防が決壊するなど、大きな被害に見舞われた。厚生労働省では、記録的な大雨の影響から、今後、感染症のまん延が懸念されると注意喚起した。そして医療関係者に対し、日本環境感染学会の「大規模自然災害の被災地における感染制御マネージメントの手引き」、日本感染症学会の「東日本大震災－地震・津波後に問題となる感染症－Version 2」などのガイダンスを活用するよう呼びかけている。また、国立感染症研究所でも、注意すべき感染症を計56種類挙げるなど、注意喚起している。

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　そんな中、茨城県常総市では、感染症防止消毒剤の無料配布を行っている。さらに、杏林製薬およびキョーリンメディカルサプライは救援物資として、環境除菌・洗浄剤「ルビスタ」の提供を行うと発表した。数量は1400箱で、1500mL除菌液として1万7000本相当となる。ルビスタは1包5㎎のパウダーで、水道水500mlに溶かして使用する。主に病院での使用を想定したもののようだが、ケンコーコムで購入することも可能だ。なお、同社では追加支援も検討しているとのこと。同社以外にも、アステラス製薬が500万円の義援金を寄付すると発表しており、こうした支援の手は今後も広がりを見せそうだ。感染症によってさらに被害が広がらないよう祈るばかりである。

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タグ：台風18号 記録的な豪雨 感染症のまん延 ルビスタ 救援物質 アステラス製薬 義援金