【オイルデル新発売】分泌型下剤で体にやさしいお通じ [薬]
先日、会社の健康診断があったので、昨年はやらなかった大腸がん検診をするため、検便をしようと思っていた。しかし、なぜか健康診断の直前になって便秘になったため便を提出できず、後日改めて診療所に便を届けることになった。便秘薬を飲んでいれば、こんな二度手間にならなかったのにと思った次第である。そんなこともあり、今回は便秘薬の話。
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便秘薬には、大きく分けて「刺激性下剤」と「分泌型下剤」がある。刺激性下剤は、文字通り腸を刺激して便を促す薬だが、この刺激性下剤を漫然と使い続けるのは要注意だ。刺激性下剤には、センノサイドという成分が含まれている。センノサイドは薬剤耐性があって、服用を続けていると効果が弱まってくる。なので、必然的に用量が増えていく。しかも依存性もあって、あまりにも使いすぎると生死をさまようこともあるという。センノサイドは「大黄」にも含まれているので、漢方薬だから安心というわけではない。漢方薬としては、先日脂肪を燃焼する漢方として紹介した「防風通聖散」や「麻子仁丸」が比較的安全に使用できる。刺激性下剤は、旅行中などの臨時で使用するといいだろう。
もう一つの「分泌型下剤」は、便の水分含有量を増加することによって排便を促す薬。より生理的な形でお通じが出る。薬としては昨年11月より発売された「アミティーザ」(医療用医薬品)が分泌型下剤となる。また、10月末に発売予定の「オイルデル」(第2類医薬品)も便の水分含有量を増加することによって排便を促すものだが、生薬由来のオイル成分も配合しており、さらに便が出やすいよう工夫されている。こちらは一般用医薬品なので、薬局等で購入可能だ。なお、便秘で病院に行く境目だが、便排泄障害があると専門医による診察が必要となる。怒責といって、強くいきまなければ便が出ない状態が便排泄障害だ。ほおっておくと、慢性巨大結腸症や慢性偽性腸閉塞を起こし、手術が必要となるぞ。
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便秘薬には、大きく分けて「刺激性下剤」と「分泌型下剤」がある。刺激性下剤は、文字通り腸を刺激して便を促す薬だが、この刺激性下剤を漫然と使い続けるのは要注意だ。刺激性下剤には、センノサイドという成分が含まれている。センノサイドは薬剤耐性があって、服用を続けていると効果が弱まってくる。なので、必然的に用量が増えていく。しかも依存性もあって、あまりにも使いすぎると生死をさまようこともあるという。センノサイドは「大黄」にも含まれているので、漢方薬だから安心というわけではない。漢方薬としては、先日脂肪を燃焼する漢方として紹介した「防風通聖散」や「麻子仁丸」が比較的安全に使用できる。刺激性下剤は、旅行中などの臨時で使用するといいだろう。
もう一つの「分泌型下剤」は、便の水分含有量を増加することによって排便を促す薬。より生理的な形でお通じが出る。薬としては昨年11月より発売された「アミティーザ」(医療用医薬品)が分泌型下剤となる。また、10月末に発売予定の「オイルデル」(第2類医薬品)も便の水分含有量を増加することによって排便を促すものだが、生薬由来のオイル成分も配合しており、さらに便が出やすいよう工夫されている。こちらは一般用医薬品なので、薬局等で購入可能だ。なお、便秘で病院に行く境目だが、便排泄障害があると専門医による診察が必要となる。怒責といって、強くいきまなければ便が出ない状態が便排泄障害だ。ほおっておくと、慢性巨大結腸症や慢性偽性腸閉塞を起こし、手術が必要となるぞ。
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