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【ある日突然左肩に痛み】循環器内科を受診した結果は? [健康]

 ある日、ふと目が覚めると左肩から背中にかけて痛みが走った。「寝違えかな」と思い、その日は普通に過ごしたが、朝方の左肩の痛みはその後も数日続いた。そういえば、左肩の痛みは心筋梗塞の前兆かもしれないという話を聞いたことがある。「この痛みも、もしかしたら心筋梗塞の前兆か…」と思った筆者は、行きつけの市立病院の循環器内科を受診した。今回は、その後どういう結果になったかをレポートするぞ。

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四十肩じゃないですか
 市立病院を受診する前に、一応病院に電話を入れて、症状に関して相談した。電話に出てくれたのは、循環器内科の看護師さんである。相談内容は以下の通りである。
「3日ほど前から、朝方になると左肩から背中にかけて痛みが走ります。寝返りが打てないほどで」
「年齢は?」
「44歳」
「四十肩じゃないですかね」
 四十肩…。恥ずかしながら、その発想はなかった。少し安心した一方、少し腹が立った。年齢を聞いただけで四十肩だと決めつけるとは。すると、看護師さんは続けた。
「健康診断はしていますか」
「はい」
「異常はありましたか。高血圧とか、心電図とか」
「高血圧ではないですが、確か心電図には異常がありました」
「どんな?」
「手元に診断書がないのでわかりませんが、確かQ波の異常だったような」
「そうですか。なら、念のために循環器内科を受診しますか?」
 状況が一転した。少し、背筋が寒くなる。筆者は急にそわそわしだした。
「でも、健康診断では問題なしだったですよ」
「総合的に判断しないといけませんので」
 肩の痛みや心電図の異常などを総合的に判断する必要があるということか。というわけで翌日、市立病院の循環器内科を訪れた。

阿藤快さん死亡で「背中の痛み」受診増加
 1時間ほど待たされたあと、診察室からお呼びがかかった。診察室に入り、先生に症状などを伝えた。以下がそのやりとりである。
「痛いのは朝だけ?」
「ずっと痛みはありますが、寝返りが打てないほど痛いのは朝方だけです。今は気にならないほどの痛みです」
「痛いのはどの辺り?」と言って触診する。ちょうど肩甲骨の下あたりが痛かった。
「押すと痛みが強まる?」
「いいえ。むしろ気持ちいいくらいで」
 それから一拍置いて、おもむろに先生は言った。
「阿藤快さんが亡くなられてから、背中の痛みをうったえて受診する患者さんが増えているんですよ」
「はあ、そうですか」
 そういえば、この間俳優の阿藤快さんが亡くなったっけ。下町ロケットに出ていたのになあ。死因は確か、大動脈破裂だったような。
「念のため、レントゲンと心電図を取りましょう」
「えっ。心電図はつい1か月前に健康診断で取りましたよ。データも持ってきました」
「それは症状が出る前でしょ。出てからのを見てみましょう」
 ということで、レントゲンと心電図検査を行った。

薬出しましょうか?
 検査を終え、再び診察室に行くと「とくに問題ない」ということだった。先生が言うには、肩甲骨の下あたりに痛みがあることから、心臓に問題があるとすれば大動脈が考えられる。しかし、大動脈が痛む場合、痛みが引くということはないそうだ。朝方の寒いときに痛み、温かくなった昼間に痛みが引いているので、心臓ではなく肩の筋肉に問題があると考えられるという。
 最後に先生は微笑みながら付け加えた。
「薬出しましょうか?」
「いいえ」と筆者が答えたのは言うまでもない。
 長々と書いたが、以上が今回のレポートである。今回は筋肉の痛み、まあ肩こりがひどくなったようなものであろうが、朝方に肩の痛みがある人がいたら、参考にしてもらえれば幸いである。
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