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【歌うことは認知症に有益】ヘルシンキ大学の研究で [健康]

 20代の頃はしょっちゅう行っていたのに、40代になってからは全く行かなくなったカラオケ。友人にかカラオケ好きな人もいるのだが、なんか楽しくなくなってきたこともあり、行こうという気持ちさえ起きない。しかし、フィンランドのヘルシンキ大学の研究によると、歌うことは初期認知症に有益な可能性があるそうだ。

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 ヘルシンキ大学では、軽度~中程度の認知症患者とその介護者89組を対象に研究を実施した。患者らは10週間にわたり、馴染みのある曲を定期的に歌ったり、聞いたりする音楽の訓練を受けるか、または標準治療を受けた。この結果、若い人や軽度の認知症患者にとって歌うことは、特にワーキングメモリ、実行機能、方向感覚にとって有益であったことが見出されたとか。この研究を実施した研究者は「我々の研究結果は、音楽を楽しむ活動が認知症の治療やリハビリテーションで簡単に採用でき、広く用いることができることを示唆している。歌唱など特に刺激的で興味をそそる活動は、初期認知症の作業記憶を維持するために非常に有望な方法のようだ」と述べているという。
 言われてみれば、歌詞を覚えてそらで歌えたり、メロディを覚えたりという行動は、認知機能にとってよさそうである。馴染みの曲を聞けば、当時のことを思い出すし、歌えばストレス発散にもなる。冒頭でカラオケのことに触れたが、別にカラオケでなくてもいい。むしろ歌詞やメロディが流れない環境で歌うほうがいいかもしれない。散歩中や通勤途中に鼻歌程度で歌うだけでも、十分効果はありそうだ。

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タグ:認知症
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