【ペットにも再生医療の時代】富士フイルムとアニコムが提携 [動物・ペット]
富士フイルムが、ペット保険国内最大手のアニコムホールディングスと組み、再生医療を中心にペット向けの先端医療技術の開発・提供に乗り出すと発表した。来春に共同出資会社を設立する予定だ。富士フイルムは、日本で初めて再生医療製品を上市したジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)を子会社に持っているので、かなり実現性があるといっていいだろう。近い将来、ペットにも再生医療を行う時代が来るというわけだ。
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新会社には富士フイルムが51%、アニコムHDが49%を出資する。富士フイルムが持つ画像診断技術や再生医療に関する技術と、アニコムが持つ動物病院ネットワークや豊富な診療情報を組み合わせて開発に取り組む。さらに大学等研究機関との共同開発とも提携するようだ。開発から診療まで一貫して取り組むとしており、本気度がかなり高く感じる。しかし、再生医療は治療費が高い。人間でも、先日厚生労働省に承認された再生医療製品の「ハートシート」は、治療に必要なシート代として約1460万円かかる。人間の場合、公的保険が効くし、高額療養費制度もあるので全額払うことはないのだが、それでも高額だ。いわんや、ペットの治療費をや、である。そこでアニコムは、飼い主の医療費負担軽減と先端医療普及に向けたペット保険の開発も行うとしている。
ペットの高齢化に伴い、がんを患うペットも増えている。また、事故や高齢によって足が動かなくなり、車いすを使う犬などもよく見かけるようになった。そんなペットに、再生医療を施すことができれば、犬は自分の足でまた散歩できるようになるし、飼い主の喜びもこの上ないほどだろう。もしかしたら、人間向けの再生医療製品よりも、むしろペット向けのほうが製品の普及は早いかもしれない。
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新会社には富士フイルムが51%、アニコムHDが49%を出資する。富士フイルムが持つ画像診断技術や再生医療に関する技術と、アニコムが持つ動物病院ネットワークや豊富な診療情報を組み合わせて開発に取り組む。さらに大学等研究機関との共同開発とも提携するようだ。開発から診療まで一貫して取り組むとしており、本気度がかなり高く感じる。しかし、再生医療は治療費が高い。人間でも、先日厚生労働省に承認された再生医療製品の「ハートシート」は、治療に必要なシート代として約1460万円かかる。人間の場合、公的保険が効くし、高額療養費制度もあるので全額払うことはないのだが、それでも高額だ。いわんや、ペットの治療費をや、である。そこでアニコムは、飼い主の医療費負担軽減と先端医療普及に向けたペット保険の開発も行うとしている。
ペットの高齢化に伴い、がんを患うペットも増えている。また、事故や高齢によって足が動かなくなり、車いすを使う犬などもよく見かけるようになった。そんなペットに、再生医療を施すことができれば、犬は自分の足でまた散歩できるようになるし、飼い主の喜びもこの上ないほどだろう。もしかしたら、人間向けの再生医療製品よりも、むしろペット向けのほうが製品の普及は早いかもしれない。
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