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【排卵日予測検査薬】今秋にもドラッグストア等で購入可に [薬]

 厚生労働省は2月下旬に、排卵日予測検査薬のガイドラインを公表した。これを受けて、さっとく国内最大手の製薬メーカーである武田薬品が、排卵日予測検査薬を販売することを表明した。早ければ、今年の秋にもドラッグストアなどで買えるようになりそうだ。

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 一般用の排卵日予測検査薬のガイドラインというのは、製薬メーカーに対して示されたもので、要は「一般用の排卵日予測検査薬を製造販売するのなら、このガイドラインに則ったものにしなさいね」ということ。製薬メーカーは、厚生労働省に検査薬の製造販売承認の申請をしないといけないので、ガイドラインに沿ったものでないと承認されず、販売できないことになるのだ。
 このガイドラインを見ると、一般用の排卵日予測検査薬は、生理開始予定日の17日前から、1日1回、毎日ほぼ同じ時間帯に検査キットにおしっこをかけるか、採取したおしっこに検査キットを浸すなどによって、黄体形成ホルモンの大量分泌を検出するものとなる。おしっこをかけた部分が判定部となっていて、ここの色が変化したら、黄体形成ホルモンが大量分泌したことが判明できるようにする。黄体形成ホルモンは、排卵の数時間前に大量分泌されるので、色が変わった当日か翌日が、子づくりの絶好のチャンスになるというわけだ。
 この一般用の排卵日予測検査薬を、武田薬品がいち早く商品化することを表明した。正確にいうと、ミズホメディーという会社が、医療機関での処方用に販売していた排卵日予測検査薬を、武田薬品が一般用に転用して販売するという契約が締結された段階だ。これから、ミズホメディーが一般用の排卵日予測検査薬の製造販売承認申請を行い、承認を取得した後、武田薬品が販売することになる。承認審査は、だいたい7カ月ほどかかるので、排卵日予測検査薬がドラッグストアなどで買えるようになるのは、今年の秋くらいということになりそうだ。
 なお、この一般用の排卵日予測検査薬は、赤ちゃんがほしい女性が使うことに限定される。つまり「避妊用」には使用できない位置づけとなる。「検査結果が陰性であっても確実に避妊できるものではないので、避妊の目的で用いてはいけません」と、「使用上の注意」などで強調されることになる。使用女性の見極めは難しいだろうが、おそらく、この検査薬はインターネットでは販売されず、薬局等で対面販売されることになるはずである。

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