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【母乳育児でIQ高く】脳の表面積も大きめに [その他]

 赤ちゃんの育児について、母乳、ミルク、混合とそれぞれのメリットなどが言われている。各家庭の生活スタイルやお母さんの体調、家族の方針などで決められることだろうが、母乳が子どもの脳の発達に大きなメリットがあるという研究結果が報告されているので紹介したい。

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 ブラジルのペロタ連邦大学の研究者らは、母乳育児とIQについての研究を行った。研究は、1982年に生まれた約3500人の赤ちゃんが30歳になったときにIQテストを行ったというもの。その結果、12カ月以上母乳で育てられた赤ちゃんは、1カ月未満の赤ちゃんより、IQスコアが高かったという。研究者は、母乳中にある栄養成分のDHAが、赤ちゃんの知能に有益な効果を与えたのではないかと検証している。DHAは魚に多く含まれている成分。「おさかな天国」では、魚を食べると頭が良くなると歌っているが、同じ成分を含む母乳を飲んでも頭が良くなるということだ。
 また、アメリカのワシントン大学医学部も同じような研究を行っている。こちらは、少なくとも10週早く産まれた新生児77人を対象に研究したところ、食事の少なくとも50%が母乳だった赤ちゃんの脳容積と皮質表面積が明らかに大きいことがわかったという。皮質は認知機能と関係しているため、皮質表面積が大きいことは、赤ちゃんの成長・発育に関係してくると研究者らは推定している。
 母乳、ミルク、混合とそれぞれのメリットがあるが、どれにしようか迷っているというご両親がいたら、母乳を中心としたメニューをぜひ検討してもらいたい。赤ちゃんが早産だった場合は、とくに。

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