【生後19カ月から「感染の窓」】フッ素の塗布で虫歯予防 [健康]
つい先日、筆者の子どもが1歳7カ月健診を終えた。そのときに話題となったのが、フッ素の歯面塗布。やはり、あのいやな歯の痛みは、子どもにはなるべく経験させたくないものだ。
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生後19カ月から31カ月は「感染の窓」と言われる期間である。この時期の子どもの口に、虫歯の原因となるミュータンス菌が入り込んでしまうと、ミュータンス菌は一生住み着いてしまうのだ。そこで、1歳7カ月になるとフッ素(フッ化物)の歯面塗布が勧められている。フッ素は水に触れるとフッ素イオンが生じる。このフッ素イオンが歯に虫歯予防の作用を起こすのだ。具体的には▽耐酸性増強▽再石灰化の促進▽虫歯原因菌の抑制――となる。虫歯予防には、フッ素入りの歯磨き粉などは非常に有用だ。
歯磨き粉以外にもフッ素を応用したものとしては、洗口液、歯面塗布がある。虫歯予防効果が高い順番に並べると、洗口液、歯面塗布、歯磨き粉となる。ただ、フッ素は毒素でもあるので、過剰に摂取してしまうとフッ素症になるおそれがある。だから、洗口液や歯磨き粉を吐き出せない小さな子どもには歯面塗布が最も有効というわけだ。ある大学病院では、1歳7カ月から4歳くらいまでフッ素の歯面塗布を半年に1回ほど行い、4歳から14歳までフッ素洗口液を使うと、虫歯予防に最も大きな効果が期待できるという。フッ素洗口液は、これまで歯医者さんしか用いることができなかったが、日本初のフッ化物洗口剤「エフコート」が昨年9月に発売され、家庭で洗口液を使用することが可能となっている。もちろん、洗口液は大人が使っても有効性は高いぞ。フッ素の過剰摂取についてはそれほど心配はいらないのだが、歯磨きしたあとに吐き気や下痢などが続く場合は、軽度のフッ素中毒の可能性があるので、歯医者さんに相談しよう。
というわけで、なるべく早く、フッ素の歯面塗布をしようと思っている。あと、虫歯の予防には砂糖の摂取抑制、規則正しい食生活、そして歯磨きで歯垢を除去することも重要だ。
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生後19カ月から31カ月は「感染の窓」と言われる期間である。この時期の子どもの口に、虫歯の原因となるミュータンス菌が入り込んでしまうと、ミュータンス菌は一生住み着いてしまうのだ。そこで、1歳7カ月になるとフッ素(フッ化物)の歯面塗布が勧められている。フッ素は水に触れるとフッ素イオンが生じる。このフッ素イオンが歯に虫歯予防の作用を起こすのだ。具体的には▽耐酸性増強▽再石灰化の促進▽虫歯原因菌の抑制――となる。虫歯予防には、フッ素入りの歯磨き粉などは非常に有用だ。
歯磨き粉以外にもフッ素を応用したものとしては、洗口液、歯面塗布がある。虫歯予防効果が高い順番に並べると、洗口液、歯面塗布、歯磨き粉となる。ただ、フッ素は毒素でもあるので、過剰に摂取してしまうとフッ素症になるおそれがある。だから、洗口液や歯磨き粉を吐き出せない小さな子どもには歯面塗布が最も有効というわけだ。ある大学病院では、1歳7カ月から4歳くらいまでフッ素の歯面塗布を半年に1回ほど行い、4歳から14歳までフッ素洗口液を使うと、虫歯予防に最も大きな効果が期待できるという。フッ素洗口液は、これまで歯医者さんしか用いることができなかったが、日本初のフッ化物洗口剤「エフコート」が昨年9月に発売され、家庭で洗口液を使用することが可能となっている。もちろん、洗口液は大人が使っても有効性は高いぞ。フッ素の過剰摂取についてはそれほど心配はいらないのだが、歯磨きしたあとに吐き気や下痢などが続く場合は、軽度のフッ素中毒の可能性があるので、歯医者さんに相談しよう。
というわけで、なるべく早く、フッ素の歯面塗布をしようと思っている。あと、虫歯の予防には砂糖の摂取抑制、規則正しい食生活、そして歯磨きで歯垢を除去することも重要だ。
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