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【晩御飯のメニューが思い出せない人必見】物忘れ改善薬「オンジ」登場 [薬]

 中年期以降の物忘れを改善する生薬「オンジ」が各製薬メーカーから発売されるぞ。クラシエ「オンジエキス顆粒」(第3類医薬品)が4月11日に発売、ロート製薬「キオグッド」(第3類医薬品)が4月22日に発売となる。両剤とも、生薬「オンジ」の単味製剤となっている。
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 オンジ(遠志)はイトヒメハギの根を乾燥させた生薬で、漢方薬などに配合されている。漢方薬としては、神経症や不眠症に効果を示す「加味温胆湯」や、貧血に効果を示す「人参養栄湯」などに主に配合されているが、「オンジ」のみでの医薬品はこれまでなかった。
 厚生労働省では、オンジのような医薬品として配合されてきた長い歴史を持つ生薬のうち、「医薬品」として取り扱うことができるものは、積極的に「医薬品」にしていこうという取り組みを進めている。生薬には、医薬品としての承認がないまま健康食品に使用されているものもあり、安全面からみれば、行政のコントロール下に置けるものがあれば、置いたほうがいいということ。そして、使用できる薬剤が広がる分、セルフメディケーションの推進にもつながることにもなる。そして、それぞれの生薬の持つ特性(効能・効果)の検討を行い、2015年12月に33種類の生薬が「医薬品」となった。オンジもその一つで、「オンジ」1成分だけの配合でも薬として承認されるようになったのだ。先日発売された「ヨクイニン」も33種類の一つだ。
 「オンジ」の効能・効果は「中年期以降の物忘れの改善」。クラシエ「オンジエキス顆粒」は24包/8日分で1600円(税抜)、ロート製薬「キオグッド顆粒」は30包/10日分入で1800円(税抜)で、全国の薬局やドラッグストア等で販売される。また、キオグッドは森下仁丹との共同開発したもので、森下仁丹からは3月8日から「キオグッド顆粒」が通信販売されている。価格は90包/30日分で5400円(税抜)。
 なお、「物忘れ」と「認知症」の違いは、例えば食事をしたことは覚えているが、メニューを思い出せないのが「物忘れ」、食事をしたことそのものを忘れてしまうのが「認知症」と言われている。昨日の晩御飯や昼ご飯のメニューが思い出せない人は「オンジ」を試してみるのもいいかもしれない。
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