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【本当はこわいRSウイルス】乳幼児、高齢者は重症化も [病気]

 これから冬にかけてかぜのシーズンになる。これからの季節にかかるかぜの原因として多いのが「RSウイルス」であるが、このRSウイルスという言葉自体耳慣れない人が多い。外資系製薬企業であるアッヴィ合同会社が、2歳以下の子どもを保育施設に預けている両親に行ったアンケート調査によると、RSウイルス感染症を「知っている」と答えた人は33%にとどまった。さらに、RSウイルス感染症は乳幼児の突然死の原因にもなるようなこわい病気であることを知っている人は、わずか17%であった。
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 RSウイルス感染症は、生涯にわたって感染を繰り返す感染症で、生後2歳ころまでにはほとんどの子が感染を経験するという。多摩北部医療センター小児科の小保内先生によると、8月から12月に乳幼児がかかるかぜは、ほぼRSウイルス感染症だと思って間違いないそうだ。小学生以上の子どもや成人は、感染しても鼻かぜ程度で終わるが、乳幼児や高齢者がかかると重症化のおそれがある。2歳から3歳の子どもでも、RSウイルスに感染したことが原因と考えられる突然死が起こっているというから驚きだ。
 RSウイルスは唾液や鼻水内に存在するので、せきなどの飛まつや口周りを触った手などによる接触が感染経路となる。なので、予防としては手洗いとうがいが励行される。また、RSウイルスは10分程度で検査できるので、心配な人は検査するといいだろう。RSウイルスは感染後4日頃から症状がひどくなるので、土日祝日などにかかるようなら、症状が軽くても早めに病院で検査したほうが安心だ。すでに東京都荒川区では爆発的に流行しているので要注意である。

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