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【骨粗鬆症の見分けポイント】目の窪みと身長の縮み [病気]

 骨粗鬆症は自覚できないので検診が大事という話をしたが、今回はかかりやすい人、もしくはすでにかかっている人の見分けるポイントについて紹介したい。
 骨粗鬆症は加齢などに伴い、骨密度が減少して骨折しやすい状態となっているが、加齢以外にもたばこや飲酒など、骨密度を減少させる原因はいくつかある。まず、骨粗鬆症になりやすい人というのをいくつか挙げてみたい。

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 河北総合病院の田中瑞栄先生によると、骨粗鬆症になりやすい人は▽閉経した女性▽小柄で痩せている▽運動しない▽牛乳や乳製品をあまりとらない▽家族が骨粗鬆症▽ステロイド剤を服用▽生活習慣病がある▽喫煙、多量の飲酒――となる。逆に、運動、食事、日光浴をすることによって、骨粗鬆症の予防になる。骨は負荷をかけると強くなるので、ウォーキングやジョギングなどが効果的だし、カルシウムの吸収を促進させるビタミンDをつくるには日光浴が効果的なので、アウトドアで運動するのがいいだろう。一方、室内での水泳は骨の強化にはつながらないそうだ。また、女性は閉経後にがくんと骨量が落ちるが、これはある程度仕方のないこと。田中先生は、もともとの骨量を引き上げておくには「思春期までが勝負」と述べている。今、中学生頃の女の子は、外でいっぱい運動をしておこう。
 また、最近背が縮んだという高齢者は、骨粗鬆症によって背骨が骨折しているかもしれない。背骨は33個の椎骨でできているが、椎骨が1個以上圧迫骨折していると、身長が3㎝以上縮むとのこと。50歳以上の方で3㎝以上身長が縮んだ人がいたら、骨粗鬆症により脊椎が骨折しているのかもしれない。さらに、顔つきの変化も骨粗鬆症を見分けるポイントとなる。顔の骨量も、50歳を超えると減り始めるのだ。目が極端にくぼんできたり、たるみが出てきたりしたら、顔の骨が小さくなっているせいかもしれない。また、骨粗鬆症の骨折は、手首・腕→背骨→足の付け根(大腿骨近位部)の順で起こることが多いので、手首・腕を骨折したら、その先に進まないよう、骨粗鬆症の治療を開始・継続することが重要だ。

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