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【回復体位で応急措置】子供の緊急事態に備えよう [健康]

 「回復体位」というのをご存じだろうか。気を失っている人などに対して応急処置をするときに、気道を確保するためとらせる姿勢のこと。仰向けの状態では、舌がのどに落ち込んだり、嘔吐物がつまったりする可能性があるので、姿勢を整える必要があるのだ。フランスの研究によると、子供が意識を失ったとき、回復体位ができた親は25%程度だったという。

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 パリ大学の研究者が行った研究で、一時的に意識を失い救急治療室に運ばれた子供の親に対して、どんな行動をとったかインタビュー調査を行った。その結果、子供を回復体位にできた親が4分の1にとどまり、多くの親は意識を失った子供を安定した回復体位にさせていないことがわかったという。ほぼ半数の親が救急に電話し、53%の親がその他の手段を講じた。その他の手段のうち17%は救急医が潜在的に危険だとみなす処置を行っていた。つまり、大半の症例で子供は揺さぶらされていて、これは1歳未満の子供にとっては特に危険だという。また、子供の56%が入院したが、回復体位を施した子供は、入院率が28%ほど低かったとしている。研究者は「回復体位の重要性を強調する必要がある」と呼び掛けている。
 筆者も回復体位はわからなかったが、ネットで見ると「あーこれか」と、なんとなくどこかで教わったような気がした。おそらく、子供が気を失っても、回復体位にはしなかっただろう。回復体位のやり方については下記の動画を参照するとわかりやすいと思う。いざというときに備えて、もう一度おさらいしておくといいのでは。


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