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【「タナベ胃腸薬ウルソ」新発売】肝臓に直接作用する胃腸薬 [薬]

 胃腸薬というと、その名の通り胃腸に効く薬というイメージがある。ちょっと前まで「腸にまで効く!」というテレビCMが放映されていたのも、記憶に新しいところ。そして新たに肝臓に直接作用するという胃腸薬「タナベ胃腸薬ウルソ」(第3類医薬品)が新発売となった。

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 「タナベ胃腸薬ウルソ」は、胃腸の調子が悪くなるのは、肝臓の機能が低下し、脂肪の分解を助ける胆汁酸の分泌が減ることが原因の一つというところに着目した薬となる。この薬の有効成分であるウルソデオキシコール酸は、もともと体内にある5つの胆汁酸の1つ。このウルソデオキシコール酸が肝臓に作用して胆汁酸の分泌を促すほか、膵液の分泌、胃で消化した食べ物を十二指腸に排出する作用を促進する。とくに膵液は「最強の消化液」とテレビ番組でも紹介されているほどで、この膵液に含まれるリパーゼを活性化させることで、脂肪による胃もたれや消化不良を改善してくれるのだ。
 ウルソデオキシコール酸は、医療用医薬品にも使われる成分なのだが、これを50㎎配合している一般用胃腸薬は「タナベ胃腸薬ウルソ」のみ。しかも、有効成分はウルソデオキシコール酸の1種類のみとなっている。1錠中に1種類の有効成分しか含んでいない薬を「単味剤」というが、一般用(OTC)医薬品の多くはいろいろな成分が入っている「配合剤」がほとんどで、単味剤は少ない。しかし、副作用の観点からいうと、単味剤のほうが副作用は少ないので、一般用医薬品から薬を選ぶときは、個人的には単味剤をお勧めしたい。
 「タナベ胃腸薬ウルソ」(販売=田辺製薬)は、1日1回1錠を夕食前又は夕食後に服用する。希望小売価格は20錠=980円、60錠=2650円(税抜)だ。ちなみに、4月からは歌手の八代亜紀さんが歌うオリジナルソングに乗せたテレビCMが放映されるぞ。

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