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【「ビスラットゴールドEX」新発売】大柴胡湯エキス20%増量 [薬]

 小林製薬から肥満症改善薬「ビスラットゴールドEX」(第2類医薬品)が4月13日に発売となった。ビスラットゴールドは漢方の大柴胡湯エキスを配合した薬で、この大柴胡湯エキスが2014年10月発売の「ビスラットゴールドb」より20%増量したのが「ビスラットゴールドEX」だ。

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 大柴胡湯とは、柴胡(サイコ)、半夏(ハンゲ)、黄芩(オウゴン)、枳実(キジツ)、芍薬(シャクヤク)、大棗(タイソウ)、生姜(ショウキョウ)、大黄(ダイオウ)の8つの生薬からできた漢方薬。「ビスラットゴールド」は、これら生薬をエキス化して錠剤にしたものだ。肥満症や便秘、肩こりなどに効果がある。1回5錠を1日2回、食前または食間(食後2~3時間後)に服用する。これまでの「ビスラットゴールドb」は大柴胡湯エキスが1日量(10錠)中2g含有だったが、「ビスラットゴールドEX」は20%増の2.4g含有となっている。もちろん、柴胡や半夏などの生薬エキスも20%増量だ。大柴胡湯エキスは小腸での脂質の吸収を抑え、肝臓に働きかけて脂質の燃焼を促す作用があるが、増量した分だけ効果のほうもアップが期待できるということだろう。希望小売価格は70錠=1580円、210錠=4200円(税抜)。
 大柴胡湯は漢方薬なので、漢方薬=安全と考えがちだが、注意が必要だ。大柴胡湯は「体力のある人」が飲むべき薬で、「ビスラットゴールドEX」も「体力が充実した人で便秘傾向がある人」が対象となる。なので、15歳未満の人は服用できないし、体力の衰えた高齢者の人も服用は慎重にしたほうがいいだろう。また、妊婦又は妊娠している可能性のある女性も服用しないほうがいい。授乳中のお母さんも、お子さんが下痢を起こす可能性がある。飲まなければ命に関わるという薬ではないので、授乳中は飲まないほうが無難だと思うぞ。

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