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【RSウイルス感染症が増加】1歳以下が約77% [病気]

 RSウイルス感染症の報告数が3週連続で増加した。いわゆる夏かぜとなるが、国立感染症研究所の感染症週報によれば、報告数が多い地域は北海道、東京、大阪、福岡、宮崎、鹿児島、沖縄で、とくに1歳以下の報告数が全体の約77%を占めているとのことだ。

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 RSウイルスについては、当サイトでも何度か取り上げているが、風邪の一般的な原因ウイルスで、夏以降に乳幼児がかかるかぜは、ほぼRSウイルス感染症だと思って間違いない。大人にとってはただの軽い風邪で済むが、こと乳幼児に関しては重症化する可能性もあり、乳幼児突然死症候群のリスクを高めるとも言われている。かぜだからといって油断はできない病気なのだ。
 また、RSウイルス感染がきっかけで、アレルギー疾患を発症しやすくなるとの報告もある。さらに、RSウイルスが乳幼児の気管支や肺などの下気道に感染すると、乳幼児はその後乳児ぜんそくを発症するリスクが増大すると言われている。
 RSウイルス感染症は、まだ流行しているわけではないが、今後も徐々に増加していき、8月下旬あたりから一気に増加するというのが例年のパターン。手洗いとうがいで予防できれば何よりだ。また、乳幼児がかぜにかかってしまったら、なるべくうつぶせ寝はさせないように注意しよう。

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