【高校卒業した人必見】制服や辞書が医療費に [その他]
この春、高校を卒業した皆さん、まだ制服や教科書を持っている? まだ捨てていないなら、ぜひ寄贈してみてはどうだろう。小児医療に関する国の研究機関である国立成育医療研究センターにいらなくなった制服や教科書などを寄贈することで、小児医療の研究費を寄附することができる取り組みを行っているぞ。
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文部科学省の学校基本調査によると、2016年度に高校を卒業した人の数は、106万8989人いた。そして国立成育医療研究センターの試算では、この世代に生まれた子どものうち、約1万人が、18歳を迎えることがでなかったという。日本においても、たくさんの幼い命が失われている現状がある。国立成育医療研究センターでは、生まれた子どもがみんな大人になれるような社会を目指して、“TSUNAGU ∞ PROJECT”を推進している。
お母さんのお腹の中にいる胎児から、思春期を経て次世代を生み育てる成人世代までの健康を包括的に捉えた医療を「成育医療」というが、この成育医療を推進することで、健全な次世代を育むライフサイクルを支えようというのが“TSUNAGU ∞ PROJECT”だ。この“TSUNAGU ∞ PROJECT”の第一弾として「卒業寄付(グラドネ)」を4月3日からスタートさせている。
「卒業寄付(グラドネ)」は、高校を卒業して使わなくなってしまった制服、学生カバン、参考書、辞書などの学用品を、ぜひ国立成育医療研究センターに寄贈してほしいという活動だ。寄贈された学用品は、学生服専門リユースショップ「さくらや」を運営するサンクラッドと、参考書や辞書などの学用品を多く取り扱っているバリューブックスによって換金され、国立成育医療研究センターに全額寄付される。寄付金はすべて、国立成育医療研究センターの医療研究および治療に役立てられるというシステムとなっている。もちろん、寄贈された学用品は、必要としている学生や家庭にリサイクルされるぞ。寄贈の対象となる学用品は、高校指定のコート、制服、バッグ、参考書、辞書だ。
方法は、専用サイトから応募フォームに記入後、学用品を箱詰めの上、国立成育医療研究センターに送付する。なお、着払いは不可となっている。もし、まだ高校の制服などを捨てていない人がいたら、ぜひ寄贈を考えてみてほしい。
・卒業寄附専用サイト https://www.ncchd.go.jp/donation/graduate.html
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お母さんのお腹の中にいる胎児から、思春期を経て次世代を生み育てる成人世代までの健康を包括的に捉えた医療を「成育医療」というが、この成育医療を推進することで、健全な次世代を育むライフサイクルを支えようというのが“TSUNAGU ∞ PROJECT”だ。この“TSUNAGU ∞ PROJECT”の第一弾として「卒業寄付(グラドネ)」を4月3日からスタートさせている。
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方法は、専用サイトから応募フォームに記入後、学用品を箱詰めの上、国立成育医療研究センターに送付する。なお、着払いは不可となっている。もし、まだ高校の制服などを捨てていない人がいたら、ぜひ寄贈を考えてみてほしい。
・卒業寄附専用サイト https://www.ncchd.go.jp/donation/graduate.html
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