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【注意喚起】早くもインフルエンザ流行の兆し [健康]

 だいたい今週あたりから、インフルエンザの予防接種を受けられる病院が増えてきている。これからインフルエンザが流行するシーズンを迎えるが、今年のシーズン入りは通常より早いかもしれない。

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 インフルエンザは12月下旬から流行りだし、1月末くらいに流行のピークを迎えることが多い。その後、第2波として3月中旬あたりに流行するのが従来の流行の傾向だ。
 しかし、今シーズンの流行は少し早まりそうだ。流行の兆しが全国のあちこちで見られているのだ。たとえば岐阜市では10月に入ってインフルエンザの患者が増加しており、10月7日には学級閉鎖となった学校もあった。埼玉県でも10月6日、滑川の小学校でインフルエンザの症状により学級閉鎖となっている。12月中旬からインフルエンザの流行が始まった2014-15年シーズンよりも早いペースだ。
 インフルエンザには亜型と言われる種類があるが、今シーズン(2016-17年)はA香港型が流行すると予想されている。昨シーズン(2015-16年)は、2009-10年に大流行した新型インフルエンザ(AH1pdm)が流行しており、近年ではA香港型と新型インフルエンザは交互に流行する傾向があるため、今シーズンはA香港型が流行すると見られているのだ。実際、国立感染症研究所の発表を見ると、今のところ報告されているインフルエンザは全てA香港型だ。
 A香港型は、他のB型や新型インフルエンザよりも、重症になりやすい傾向がある。しかも、ウイルスの変異が毎年のように起こっているので、ワクチンの効き目が保証されない。インフルエンザワクチンを予防接種しても、効くこともあれば、効かないことも多いのだ。
 しかし、ワクチンには重症化を防ぐという効果もあるので、予防接種を受けるに越したことはない。また、高齢者がインフルエンザにかかると、その後肺炎球菌による肺炎を起こすリスクが高まるので、高齢者はインフルエンザワクチンに加えて、肺炎球菌ワクチンを接種することが推奨される。いずれにしても、今年の予防は早めに始めたほうがよさそうだ。
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