【大興奮間違いなし】国立感染症研究所が一般公開されるぞ

　今年の夏は、手足口病が大流行となった。最近でも有名女性弁護士とそのお子さんが手足口病になったというニュースが流れた。国内におけるいろいろな感染症の流行状況などを発信しているのが、国立感染症研究所である。流行状況以外にも、検査方法や拡大阻止の方法など、さまざまな研究を行っている国内の最高機関だ。その国立感染症研究所が、10月3日（土）に一般公開されるぞ。

　一般公開されるのは新宿区にある国立感染症研究所戸山庁舎。写真展や標本展示、研究室見学などができるほか、人間の細胞と病原菌の戦いを顕微鏡で観察することなどもできるのだとか。最新の器具が見られて、しかも実際に使ってウイルスなどの実物を見ることもできるなんて、子どもはもちろん、大人だって大興奮間違いなし。一般公開は毎年開催されていて、大好評だというのも頷ける。興味を持たれた人は、国立感染症研究所のホームページでチェックしよう。他にもいろいろなイベントがあるぞ。入場は無料。ただし、イベントは時間が決まっているものもあって、事前登録が必要なものもあるので要チェックだ。あと、戸山庁舎の場所も駅からわかりやすいところではないので、こちらも確認しておこう。
　筆者の知人に、寄生虫が大好きで寄生虫博物館にあしげく通っているという変わり者の女の子がいる。今回の一般公開では寄生虫を含めたいろいろな「虫」の実物を観察できるということなので、その子にも教えてあげようと思う。