台風18号にともなう記録的な豪雨により、関東・東北では河川の堤防が決壊するなど、大きな被害に見舞われた。厚生労働省では、記録的な大雨の影響から、今後、感染症のまん延が懸念されると注意喚起した。そして医療関係者に対し、日本環境感染学会の「大規模自然災害の被災地における感染制御マネージメントの手引き」、日本感染症学会の「東日本大震災-地震・津波後に問題となる感染症-Version 2」などのガイダンスを活用するよう呼びかけている。また、国立感染症研究所でも、注意すべき感染症を計56種類挙げるなど、注意喚起している。