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【ジカウイルス感染症に関するQ&A】厚生労働省が随時更新 [病気]

 中南米を中心に多数報告されているジカウイルス感染症。ブラジルでは小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が示唆されていることから、妊婦及び妊娠の可能性がある人は流行地への渡航を控えるよう、ニュースなどでも度々注意喚起されている。すでに日本でも7例のジカウイルス病の症例が確認されているということだが、厚生労働省では「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を公開している。

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 ジカウイルス感染症は、デング熱と同様、蚊が媒介する感染症だ。日本においては、現在までのところ、仏領ポリネシア、ボラボラ島に滞在歴のある男性と女性、タイのサムイ島に滞在歴のある男性、中南米の流行地に渡航歴のある4症例の、計7例が確認されている。2016年8月、9月には、流行地であるブラジルのリオデジャネイロでオリンピックとパラリンピックが開催されることからも高い注目が集まっている。
 性行為により男性から女性に感染することが疑われているが、実のところ現在、性行為による感染については十分な知見は得られていない。しかし、WHO(世界保健機構)は、性行為による感染予防について、暫定ガイダンスを出しており、日本もこれを踏まえて、流行地域から帰国した男性については、症状の有無にかかわらず、最低4週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為を控えるかコンドームを使用することを推奨している。
 また、不顕性感染患者(症状が表れていない感染者)が蚊に刺されることによって感染が拡大するかどうかもわかっていない。とりあえず、厚生労働省では、流行地からの帰国者は症状の有無にかかわらず、虫よけ剤の使用など蚊にさされないための対策を少なくとも2週間程度行うことを推奨している。
 厚生労働省では「ジカウイルス感染症に関するQ&A」を随時更新し、最新情報を提供している。
・ジカウイルス感染症に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html

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