製薬企業のファイザーは、全国の20歳以上の男女9400名を対象に「長く続く痛み」についてアンケート調査を実施した。柱に頭をぶつけた痛みは急性痛で、原因はよくわからないけど、なんかずっと痛いというのが「長く続く痛み」。専門用語では慢性痛といい、3か月以上続く痛みのことを指す。さらに慢性痛には「侵害受容性痛」と「神経障害性痛」に分類できる。簡単に言えば、ケガしたところが痛いのが「侵害受容性痛」で、ケガは治ったのに痛い(そもそもケガしていないのに痛い)のが「神経障害性痛」だ。この痛みの種類で、飲むべき薬は違ってくるのだ。