【性感染症ＨＰ開設】正しい知識を専門医が解説

　先日、厚生労働省から女子の梅毒が増加しているとの注意喚起があったが、性感染症については、知人に相談したり、病院に診察に行ったりというのは、躊躇してしまう人が多いのではないだろうか。診断薬・医療機器メーカーのロシュ・ダイアグノスティックスは、情報サイト「おしえて！STI」（https://oshiete-sti.jp/）を開設した。STIとは、Sexually Transmitted Infections、つまり性感染症のことだ。

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　STIは、性交渉の経験があれば誰でもかかる可能性がある。しかし、身近な人に相談しにくく、多くの人はインターネットなどの情報を参考にしているそうだ。一方、STIに関する情報には誤解や偏見など、正確性に欠けるものも多く見受けられ、それが早期発見、早期治療の妨げになっているとも考えられている。情報サイト「おしえて！STI」は、10～20代の若者を対象に、性感染症予防と正しい知識の普及を目的としたサイトで、専門医の監修のもと、STI 関連情報をわかりやすく発信している。
　主なコンテンツとしては、「STI 辞典」「はじめての病院診療ナビ」「STI のそこが知りたい」などがある。「STI 辞典」では、思い当たる行為から性感染症の可能性をチェックしたり、自覚症状から可能性のある病気を調べたりすることができる。また、また、エイズ、クラミジア、淋病などの病名から、それぞれの症状、治療に関する情報を調べることもできるぞ。「はじめての病院診療ナビ」では、受診前の不安を軽減できるように、病院に行く前に知っておくとよい情報が掲載されている。「STI のそこが知りたい」は、性感染症について不安に感じていることや、よく知らない情報を専門医に解説してもらうコーナーだ。ここでは、病院に行くのが不安な人は、郵送検査という方法があることも紹介しているぞ。個人的には、性感染症というと言葉がダイレクトなので、STIという言葉が浸透すると少しは病院にも行きやすいかなと思う。