そろそろ、スギ花粉の飛散が気になる時期となった。ネットには、花粉に関するさまざまなサイトがある。中でも最も見られるのは環境省や日本気象協会だと思うが、環境省花粉観測システム（愛称：はなこさん）は、サーバ移行中のためを閲覧できない状態だ（3月上旬から見られる予定だそうである）。環境省の花粉予測が見られなくても、民間でいろいろな花粉情報が見られる。とくにアレルギー薬を販売している製薬企業で情報発信しているところが多い。例えば協和発酵キリンの「花粉症ナビ」やMSDの「花粉なう」などがそうだ。その「花粉なう」で、2月1日から期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」がオープンしたぞ。
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花粉飛散予報（http://mh.kafun-now.com/pc/index.xhtml）では、全国132地域の1週間分の花粉飛散量予報を見ることができる。飛散量は「飛散開始前」～「非常に多い」の５段階表示になっている。ちなみに、東京の2月1日から1週間の花粉飛散予報は、スギ花粉中心で飛散量は「少ない」そうだ。掲載期間は2016年2月から5月までで、パソコンおよびスマートフォンで閲覧することができる。
「花粉なう」では、このほかにも花粉症対策に役立つさまざまな情報を提供している。花粉飛散の開始目安を累積気温で推計する「花粉温度なう！」や、全国の医療機関情報を検索できる「病医院検索」などのコンテンツも用意している。ちなみに「花粉症ナビ」（http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/）でも花粉予報があって、同じく1週間分の予報を見ることができる。花粉症ナビにはアプリもあり、アプリ版では飛散予報のほか、日記や薬の飲み忘れを防ぐ「おくすりアラーム」などの機能も付いている。
筆者はまだ花粉症ではないが、家族や友人に花粉症の人がいて、とても辛そうで気の毒になる。飛散予報などの情報をチェックして、少しでも楽にすごせるようにしよう。