夜尿症の診療ガイドラインが12年ぶりに改定された。夜尿症とは「おねしょ」のことで、小学校に入学してからも月に数回以上おねしょをしてしまう場合を「夜尿症」と呼んでいる。夜尿症は立派な病気で、病院に行けば治療薬なども出してもらえる。しかし、今までは小児科と泌尿器科で治療に対する考え方が違っていたこと、専門医だけでなく診療所含めて広く治療法が浸透していなかったことから、夜尿症の診療ガイドラインが12年ぶりに改定された。改定版では、近所の診療所の先生でも夜尿症が治療できるよう、病気の鑑別から治療の進め方まで解説したものとなっている。