厚生労働省は4月11日、「はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから」と注意喚起を行った。同月7日に東京都が都内に住む生後5カ月の赤ちゃんが乳児ボツリヌス症で死亡したと発表したことを受けてのもので、赤ちゃんは離乳食としてはちみつを混ぜた市販のジュースを習慣的に飲んでいたという。このはちみつが乳児ボツリヌス症の原因と推定されている。今回はこのボツリヌス症について、まとめてみたい。