小児気管切開に関する総合情報サイト「子どもの気管切開なび」が開設された。何らかの事故や病気により、のどを切開して気管にチューブを通して呼吸を確保するのが「気管切開」だ。気管にチューブが入っているだけで、他の子となんら変わるところはないのだが、幼稚園や小学校に入ることが困難になるなど、気管切開に関する誤解が多いという。そこで「小児の気管切開」について正しい知識を持ち、子どもの教育をうける権利が奪われることがないようにという趣旨で国立成育医療研究センターが開設したのが「子どもの気管切開なび」なのだ。