【検査しないと おしおきよ!!】性感染症予防で厚労省とセーラームーンがコラボ

　厚生労働省は、性感染症の予防や、早期発見・治療の必要性を啓発するため、なんと「美少女戦士セーラームーン」とコラボレーションしたとのこと。キャッチフレーズは「検査しないと おしおきよ!!」だ。

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　近年、「梅毒」の感染が増加している。ここ５年でいえば、2010年では621例だったが、2015年には2697例と約４倍に増えているのだ。性感染症を予防するには、性感染症に対する正しい知識とコンドームの使用などの予防手段を知ることが重要だ。また、性感染症にかかってしまった場合には、早期発見と治療が大切となる。
　そこで厚生労働省では、幅広い層に認知されている「美少女戦士セーラームーン」とコラボレーションして、性感染症の予防啓発を進めていくとのこと。「美少女戦士セーラームーン」の原作者である武内直子先生も賛同し、性感染症の早期発見・治療につなげるメッセージとして、「検査しないと おしおきよ!!」をキャッチフレーズに使用。
　また、「美少女戦士セーラームーン」のイラストを使用した啓発ツールとして、ポスターとリーフレット、そして性の健康医学財団が作成した「性感染症の予防啓発コンドーム」のハート型外パッケージの３種類を作成する。これらの啓発ツールは、全国142の自治体と日本医師会、日本性感染症学会、エイズ予防財団、性の健康医学財団などを通じ、11月25日から12月1日までの１週間は「性の健康週間」の啓発イベントなどで、地域住民に配布される予定だ。